家具の寿命ってってどのくらい?
正直に言いますと、わかりません。。。
無責任な表現ですが、なぜかと言いますと使われる人・場所・頻度などで大きく変わるからです。長く使い続けてくださっているお客様も数多くいらっしゃいますし、数ヶ月・数年で破損される方もいらっしゃいます。商品的欠陥以外で申し上げると、使い方や環境が影響していると思われます。
■箱物(チェスト・ダイニングボードなど)
体重や動作などはあまり影響を及ぼしませんが、中には引き出しの引き方などで負荷をかけてしまうことがあります。例えば、引き出しを片手で引き出すなどは、歪みが出てしまう可能性があり、レールなどに負担がかかると破損の原因になる場合があります。
■ダイニングチェア
座ったまま引きずったり、引き寄せたり、後ろに下がったりすると、床との摩擦で脚部の付け根に大きな負担がかかります。また、チェアの後ろ足でシーソーの様にすると、この動作によって、座面後ろ側の接合部などに非常に負担がかかります。
対策として、ダイニングセットの下にラグマットなどを敷かれる場合も、チェアが全体マットに乗らず前脚だけなどになると、歪みが生じて負担がかります。また、ラグマットとの摩擦も大きくなるため、丁寧なご使用を求められます。
■ダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、普通に使用する限り痛みにくい商品ですが、素材にもよります。痛む事例としては暖房器具(ストーブ・ファンヒーターなど)を足元に設置していて温風が直接(またはそれに近い状態で)当たると、脚部や天板に変形や亀裂が生じてしまうことがあります。家具の大半が木製ですので、乾燥や多湿は変形を発生させる原因になる場合があります。
■ソファ
ソファが一番と言っていいほど様々です。
お父さんから赤ちゃんやペットまで座ったりされますので、それはもう色々なケースがございます。
小さなお子様の場合、よく耳にするのは、上で跳ねたり走ったりなど…。これはもう本体にすごい負担になりますね。
1点に負担がかかると破損の原因に
中学生や高校生は、体重も身長も徐々に成長されるので、動きの速さや座り込む時の勢いで負担が大きくなります。
年齢に拘らず、離れたものを取る際やふとした時に、膝で乗ったり上に乗ったりすると、体重が小さな面積でかかり破損の原因に。金額やメーカーに関わらずソファ全般の痛む原因になるでしょう。
あと、座る位置というのは、大体決まって同じ人が同じ位置に座るケースがあります。身体の大きな方がいつも同じ位置に座れば、自ずとその箇所は負担が大きくなります。
直射日光は日焼けと劣化の原因に
日差しが直接当たる場所などは、表面素材の日焼けが生じます。革のソファですと適切なお手入れをされずだと、表面が劣化し剥離などを生じる場合もあります。またソファの張り生地によっては色移りなどの原因にもなりますので気をつけましょう。
座面以外に体重をかけない
座る想定でない箇所に、体重をかけてしまうことは誤った使用法になりますので破損する場合があります。主には肘・背中の上となります。
設置場所にも気を配る
壁にピッタリと設置する場合、近年のマンションなどは気密性が高いといわれています。その結果、湿度が家具と壁の間に溜まる場合がございます。
■まとめ
保つのではなく、いかに大事に使って頂くかで非常にその差が生まれます。しかし、あれこれ気にしてばかりだと楽しめない!!それもわかります。簡単にできることから懸念する使い方や環境を作らないようにするだけでも変わってきます。
商品ごとにも異なりますので、店頭にて気軽にスタッフにご質問ください。