先月の漫画家水島新司さんの訃報は、
小さい頃から作品に影響を受けた者として、
とても悲しい知らせでした。
学生時代、スマホなどは無く散髪の待合室、喫茶店などでは
必ずドカベンを読んでいました。
むしろドカベンを読みに行ってたかもしれません。
そんな水島作品の中で最も印象に残っているのが
「大甲子園」
ドカベン山田太郎をはじめ数々の水島作品の登場人物が一同に介し、
高校3年の夏を描いた作品です。
本作で1番印象に残っているのは
明訓対青田 山田太郎対中西球道です。
まさに夢の対決でした。
この漫画の世界に匹敵するリアルの甲子園の試合がありました。
高校野球100年の歴史で最高試合と称されている
1998年の80回大会の準々決勝、横浜高校対PL学園です。
ハイレベルな作戦、心理描写などを描いたこの試合のNHK特集は必見です。
これまで何度も見ています。
当時、横浜のエース松坂投手
当時の活躍はまるで水島作品を見ている様でした。
そしてそんな松坂選手も昨年ついに引退…
時代の流れを感じます。
久しぶりにまた、水島作品を読み返してみたいと思います。
そしてまた、あの大観衆の甲子園大会が開催される事を願っています。